NISAつみたてクレカ、紹介リンクで作るな|証券会社別早見表付き

NISAつみたて用クレカの比較表を確認し、紹介リンクではなく公式アプリを選ぶ投資家 新NISA
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SNSを開くたびに「これが正解」が違っている。FIREに憧れて情報を追えば追うほど、どれを信じればいいのか分からなくなる。今回はそういうキミに向けて書く。

いま「NISA つみたて クレカ」で検索してる人が一番知りたいのは、たぶんこれだ。どの証券会社で、どのカードを使えば、還元率が一番おトクか。つみたて投資枠は運用益が非課税、そのうえクレカ積立でポイントまで乗る。答えは証券会社ごとにほぼ決まっている。だからまず、その早見表を先に出す。

ただ、それだけで終わらせない。SNSには「最適なカード、紹介リンクから作れます」というDMや投稿が溢れている。俺はあの入口を使わない。理由がある。

結論を先に言う。比較表は使う。でも紹介リンクからは絶対に作らない。


今すぐ知りたい人へ:証券会社別クレカ積立還元率の早見表

まず数字だ。2026年7月23日時点、各社の一次情報を確認したうえでまとめた。

証券会社カード還元率条件
SBI証券三井住友カード(NL)0%〜0.5%年間利用10万円未満は0%/10万円以上で0.5%
SBI証券三井住友カード ゴールド(NL)0%〜1.0%10万円未満0%/10万円以上0.75%/100万円以上1.0%
SBI証券三井住友カード プラチナプリファード1.0%〜3.0%300万円未満1.0%/300万円以上2.0%/500万円以上3.0%
SBI証券三井住友カード Visa Infinite1.0%〜4.0%300万円未満1.0%〜700万円以上4.0%の4段階
SBI証券Oliveフレキシブルペイ上記カード階層+上乗せOlive資産運用サービスの所定条件達成で、基本還元率に最大2.0%を上乗せ
楽天証券楽天カード(一般)0.5%〜1.0%代行手数料年率0.4%未満は0.5%/0.4%以上は1.0%
楽天証券楽天ゴールドカード0.75%〜1.0%代行手数料年率0.4%未満は0.75%/0.4%以上は1.0%
楽天証券楽天プレミアムカード1.0%一律
楽天証券楽天ブラックカード2.0%一律
マネックス証券マネックスカード0.2%〜1.1%現行は積立額別。2026年10月買付分からカード利用条件を追加予定
PayPay証券PayPayカード/ゴールド0.7%ミニアプリでの投信積立。家族カード対象外、月10万円・700pt/月が上限
三菱UFJ eスマート証券au PAYカード0.5%通常特典。月10万円上限、条件達成で上乗せあり
三菱UFJ eスマート証券au PAYゴールドカード1.0%通常特典。月10万円上限、条件達成で上乗せあり

※主な出典(各社公式、2026年7月23日確認):三井住友カードつみたて投資楽天証券 クレカ積立マネックスカード投信つみたてPayPay証券 クレジットつみたて三菱UFJ eスマート証券 au PAYカード決済。マネックスは2026年10月買付分から条件改定予定のため、申し込み前に最新条件を確認してほしい。

表を見て、いくつか誤解を先に潰しておく。

ひとつ。「SBI証券クレカ積立で最大6%」という宣伝文句。あれは基本階層の最大4.0%に、Oliveの資産運用サービスの所定条件(+最大2.0%)を全部達成した理論値だ。ただ積立するだけでは届かない。

ふたつ。三井住友カード(NL)は、年間利用が10万円未満だと還元は0%だ。「積立に設定すればポイントがもらえる」ではない。普段の買い物でそのカードを使って初めて0.5%が乗る。

みっつ。表の一番下、三菱UFJ eスマート証券は、2025年2月まで「auカブコム証券」だった会社だ。名前で検索が引っかからない人がいるから併記しておく。マネックスは2026年10月買付分からカード利用条件が加わる。作る前に公式で最新条件を見てほしい。

正直、まだ証券会社もカードも決めていないなら、選択肢はSBI証券×三井住友カード(NL)か、楽天証券×楽天カードの二択で十分だ。どちらも年会費無料、還元率も0.5%前後で大差ない。上位カードに乗り換えれば最大3〜4%まで伸びるものもあるが、年会費や年間利用額の条件が重くなる。よほど使い切る自信がなければ、この2択から動く理由は薄い。なお、本表の各社のクレカ積立上限は月10万円。この枠を毎月埋められる人ばかりじゃないから、還元率の差が効いてくるのは実はごく一部だ。

ここまでが、検索して真っ先に知りたかった部分だ。ここで満足したなら、表をブックマークして閉じてもいい。ただ、俺が本当に言いたいのはこの先にある。


なぜ「紹介経由」のリンクやDMから作ってはいけないのか

早見表を見れば、自分に合うカードはだいたい絞れる。問題は、その次だ。

「最適なカード、教えます」という体裁のアカウントが、SNSには山ほどいる。投稿自体は真っ当なことも多い。カードの解説も、還元率の比較も、内容は正しかったりする。俺が問題にしているのは中身じゃない。入口だ。

ここで一番強い反論を先に潰す。「公式サイトから作っても、紹介リンクから作っても、届くカード自体は同じでしょ。だったら関係ないじゃん」。──気持ちは分かる。カードのプラスチックは同じだ。でも、乗ってくるものが違う。

紹介リンクを踏んでカードを作ると、そのアフィリエイターに「誰が成約したか」のトラッキングが残る。ただの成約じゃない。そこから先、フォロー営業やDM、「よかったら無料の家計相談どうですか」という接触の対象リストに、キミが入る。カードは入口に過ぎない。本命はその後だ。

無料の家計相談に乗ると、提携しているFPが出てくる。そこで勧められるのが、外貨建てやユニットリンクみたいな、手数料の高い保険や運用商品だったりする。還元率0.5%を取りに行ったつもりが、年数%のコストを毎年払う契約に着地する。得た金額より、後で払う金額の方がでかい。これが、俺が紹介経由を避ける理由だ。

そして、この構造には見覚えがある。保険の「無料相談」と、まったく同じ形だ。俺は月19,800円の貯蓄型保険を解約して、返戻金は800円だった。あの入口も、親切な顔をした窓口の先に、高コスト商品が待っていた。保険の”無料相談”も、クレカの”紹介案件”も、入口の設計は同じだ。詳しくはこっちに書いた。

参考記事: 貯蓄型保険を解約したら返戻金800円だった実録

月19,800円を取り戻して、その金は今オルカンに回ってる。入口を間違えなかったから、そうできた。


NISAつみたてのクレカを、俺が公式アプリで作った理由

俺のNISAつみたては、SBI証券のつみたて投資枠でオルカンを買っている。積立に使っているのは三井住友カード(NL)だ。

このカード、どこで作ったか。三井住友カードの公式アプリからだ。SNSの紹介リンクでも、誰かのDMでもない。アプリを開いて、自分で申し込んだ。それだけで、さっきの営業リストには乗らない。手間は変わらない。むしろ紹介リンクを探す方が面倒だ。

もうひとつ、俺のやり方で伝えたいことがある。カードを1枚に統一していない。用途で3枚を使い分けている。

  • リクルートカード:普段使いのメイン
  • 三井住友カード(NL):NISAつみたてと、還元対象店での支払い(マクドナルドやドトールでの飲食が多い)
  • ヨドバシゴールドポイントカード:家電・ホビー・ゲームをヨドバシで買うときだけ

「還元率が最強の1枚」を追いかけて、全部をそこに寄せる、みたいなことはしていない。使う場所ごとに一番効くカードを当てるだけだ。プラチナプリファードは、年300万円以上で2.0%、最大3.0%を狙うなら年500万円以上をそのカードに通す必要がある。俺の生活だと、そこまで寄せる意味がない。

還元率の理論値の頂点じゃなく、自分の使い方に合う実効値を取る。カード選びも、放置投資と同じで、背伸びしないのが長続きのコツだ。


紹介案件はナシ、ポイントサイトはアリ

ここははっきりさせておく。SNSの紹介リンクやDM経由の案件は、俺は使わない。誰にでも勧めない。「うまく断れる自信があるから大丈夫」みたいな話じゃなくて、経路そのものを避ける。

理由は単純だ。俺は対面や電話の営業と相性が悪い。あの手の経路に一度乗ると、「よかったら家計相談どうですか」まで来る可能性が最後まで消えない。断る手間もストレスも払いたくないから、最初から経路を選ばない。

一方で、モッピーやハピタスみたいなポイントサイト経由の申込みは普通に使う。あそこは、カードを申し込んでポイントをもらって終わりだ。その先に人が出てくる導線がない。同じ「紹介」でも、入口の設計が違う。俺の中の線引きはそこにある。

ここで、還元率を追いかける不安にも触れておく。「0.75%と1.0%、どっちが得か」で消耗して、比較記事を何本も読んで、結局まだ作っていない人がいる。その0.25%の差は、月5万円の積立なら年1,500円だ。悩んでいる時間の方が高くつく。還元率の小数点以下より、入口を間違えないことの方が、はるかに効く。


今日やること

  • 早見表で、自分が使う証券会社に対応するカードを1枚だけ決める
  • そのカードは、証券会社かカード会社の公式サイト・公式アプリから申し込む(SNSの紹介リンク・DMは踏まない)
  • 三井住友NL系を選ぶなら、普段の買い物でも使う前提にする(年10万円未満だと積立還元は0%)
  • 「無料の家計相談」の誘いが来ても、その場で契約の判断をしない。一度持ち帰る
  • 楽天は積立対象ファンドの代行手数料、マネックスは2026年10月改定後のカード利用条件を公式で確認してから決める

まとめ

NISAつみたてのクレカは、証券会社ごとに最適解がほぼ決まっている。早見表で選べば、それで9割は済む話だ。

でも、その最適解を「教えます」という顔で近づいてくる紹介案件の入口から作ると、還元率の得より大きいコストを、後で払うことになる。カードは同じでも、乗ってくる営業が違う。

還元率0.5%は事実だ。でも、それを取りに行った入口で、年数%を払う契約に誘導されたら、丸ごとひっくり返る。

還元率の最適解より先に、入口の選び方を最適化しろ。

俺は比較表を使う。でも、紹介リンクからは作らない。公式アプリから、自分で申し込む。それだけで、後ろに付いてくるものを断てる。

――同じ航路を選んだあんたへ。日々の運用ログはXで発信してる。 → ヨースケのXアカウント @Yosukehochiinve


※本記事は俺個人の見解・体験を綴ったものであり、特定の金融商品・クレジットカードの申し込みを推奨するものではありません。還元率・条件は各社の改定で変わります。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

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