積立の全記録|2026年8月分を実行。記録をはじめてから6ヶ月目

上下に大きく揺れるグラフの前で、変わらず同じボタンを押し続ける投資家のイラスト 積立の全記録
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2026年8月分の積立を、全部実行した。記録をはじめてから6ヶ月目になる。今月からオルカンの積立を月3万円から4万円に増額した。その最初の月に、日経平均は何度も大きく振れた。 それでも、積立の設定は一度も触っていない。

比率と増減率だけを出す方針は前回から変わらない。金額の絶対値じゃなく、何が何%動いたかを記録として残す。


今月の結論

8月は、オルカンの積立を4万円に増額した最初の月だった。同時に、日経平均が何度も揺れた月でもあった。

8/3に607円安、8/19に一時3%超の下落、8/31は朝方1,500円超の急落から高値引け。増額した直後にこの値動きを見ると、普通は迷う。「増やしたタイミングが悪かったんじゃないか」と。

でも俺がやったことは変わらない。積立4本を淡々と実行し、下げた日に設定を触ることもなく、月末を迎えた。相場が動いた月ほど、積立という仕組みの効き目がよくわかる。 判断が要らないからだ。

含み益の面でも器ごとに差が出た月だった。詳しくは下の表で書くが、伸びた器と横ばいの器が今月ははっきり分かれている。それでも俺がやったことは、全部の器で同じだ。入れて、放っておく。


2026年8月末のポートフォリオを%で出す

8月末時点の構成比はこうなった。構成比はこの記事で管理する運用対象資産ベースで出している。ゆうちょ銀行・PASMOは利用対象ではないので含めない。

区分構成比
S&P500NISA成長投資枠33.39%
現金銀行27.55%
国内個別株特定口座15.08%
オルカンNISAつみたて枠10.66%
全世界株式iDeCo7.17%
VYM特定口座4.52%
積立0.99%
暗号資産BTC0.39%
米ドル現金外貨預り金0.24%

まとめると、株式系が約70.8%、現金系が約27.8%、残りが金と暗号資産で1.38%。

前月7月末は株式系67.6%、現金系31.1%だった。株式系が3.2pt上がり、現金系が3.3pt下がった。 今回は基準日のズレのような話じゃない。理由ははっきりしている。S&P500とオルカンの評価額が伸びたことと、オルカンの増額分がそのまま株式側に入金されたことだ。現金を減らす判断を俺がしたわけじゃなく、増やした先が株式側だっただけの話になる。

含み益の率は器ごとにこうだ。

含み益率
iDeCo(全世界株式)+27.7%
高配当ポートフォリオ(国内株9銘柄+VYM、壽屋含む)+22.0%
オルカン(NISAつみたて枠)+22.5%
S&P500(NISA成長枠)+23.3%
+27.2%

前月比だと、iDeCo・S&P500・オルカン・金は軒並み上昇している。金は+17.4%から+27.2%と、9.8ptの伸びで今月いちばん動いた。一方で高配当ポートフォリオだけ-0.9ptとほぼ横ばいだ。同じ「株」でも、伸びる器と伸びない器がある月がある。 これも積み上げの過程であって、今月稼いだ数字じゃない。


8月に積み立てたもの

いつも通り、全部実行した。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) ── 月4万円(NISAつみたて枠)
  • iDeCo(全世界株式) ── 月1万円
  • ── 月2,000円
  • ビットコイン ── 月990円

合計5万2,990円。先月から1万円増えているのは、オルカンを3万円から4万円に増額した分そのままだ。8/10に4万円・10,418口を約定している。増額してから最初の買付は、いつもと同じ画面で、いつもと同じように終わった。 身構えるような感覚は特になかった。

iDeCo・金・BTCの3本は毎月自動で引き落とされていて、個別の実行日は約定履歴には出てこない。拠出金の累計が積み上がっているのを確認できれば、それで十分だと思っている。

ここでも、積立とスポットは分けて数える。次の段落に書く三井住友の買い増しは、この5万2,990円には含めていない。


8月の配当は0円だった

8月の配当受取も、記録上ゼロだった。

7月に続いて2ヶ月連続の無風だ。理由は前回書いた通り、俺の高配当ポートフォリオは3月期末・9月中間に配当が集中する構造だから、7〜8月は素通りになりやすい。入ってこない月があるのは異常じゃなく、暦通りだ。 9月にまとまって入るはずなので、そこは次回書く。


8月の相場|8/31、朝方の急落からの高値引け

今月いちばん印象に残ったのは、月末最終日の値動きだ。

8月31日、日経平均は朝方に1,500円を超える急落で65,000円を割り込んだ。そこから押し目買いが入り、終わってみれば66,311円93銭の高値引けだった(参考:株探「日経平均 大引け」2026年8月31日)。同じ日の中で、急落と反発の両方が起きた。

月を通してみても振れ幅の大きい月だった。8月3日には前日比607円安の63,754円で取引を終え、円高進行と高値警戒が意識された(参考:株探「日経平均 大引け」2026年8月3日)。8月19日には一時3%を超える下げで65,000円台まで落ちる場面もあった(参考:株探「日経平均の下げ幅が2300円を超える」2026年8月19日)。

俺の反応を正直に書く。朝方の急落を知らなかったわけじゃない。それでも積立の設定は何も触っていない。 オルカンの4万円は8/10にすでに約定していて、8/31の値動きが入る余地はもともとなかった。iDeCo・金・BTCも同様に、月初から自動で流れている。「安く買えるかどうか」で積立を止めるかどうか迷う気持ちは前にも書いたが、今月もその答えは変わらない。

今月、S&P500へのスポット購入はしていない。前月に10万円入れたのとは対照的だ。余力が出なかったから、それだけだ。 相場が荒れたから様子を見た、という判断ではない。


今月やったこと/やらなかったこと

やったこと

  • 三井住友フィナンシャルグループを8/4・8/5に1株ずつ、計2株買い増した(7/30時点の3株から5株へ、合計13,125円)
  • オルカンの積立を月3万円から4万円に増額し、初めて実行した
  • 積立4本を全部実行した

やらなかったこと

  • 売却はゼロ
  • S&P500へのスポット購入はナシ(前月はやった)
  • 新規銘柄の追加なし。個別株は引き続き9銘柄(高配当コア8+趣味枠の壽屋)のまま

三井住友を買い増した理由を書いておく。特に理由はない。 余力が出たタイミングで買っただけだ。前回のNTTのときはセクター分散という意図があったが、今回はそこまでの理屈はない。毎回意味づけがあるわけじゃない。 理由を後から探して並べるほうが、実態からは遠くなる。

含み損は変わらず壽屋だけだ。趣味枠で、8月末時点も-21,600円のまま。売却はしていない。趣味枠だと最初に決めたものを、含み損が出た途端に投資判断として扱い直すのは、前回書いた通りやらない。


9月の方針

9月は、8月と同じだ。何も変えない。

オルカン月4万円、iDeCo月1万円、金月2,000円、BTC月990円。この4本をそのまま継続する。

「相場が振れた月に何もしないのは、機会損失じゃないか」という声はわかる。前日終値から朝方に1,500円超下げた8/31のような月に、指をくわえて見ているだけでいいのか、という疑問だ。だが積立の価値は、下げた日に買い増すことじゃない。下げた日も上げた日も、同じ額を同じように入れ続けることだ。 タイミングを計り始めた瞬間に、それはもう積立じゃなくなる。

増額した直後にこの値動きを見て、不安がなかったと言えば嘘になる。「増やした月に限って荒れるのか」という感覚は正直あった。それでも、増額の理由は最初から相場じゃなく家計側の条件だった。条件が変わっていない以上、判断を変える理由もない。

相場を見て動くか、決めたルール通りに流すか。俺は後者だ。 9月にやることは、8月と同じボタンを同じタイミングで押すだけになる。変えないことも、ひとつの判断だ。


8月は積立を増やし、相場は何度も揺れた。それでも俺がやったことは、先月とほとんど変わらない。積立は決めた額が流れ、スポットは余力が出たときだけ動き、9月の方針は「変えない」の一言で終わる。判断が要らない仕組みほど、荒れた月に強い。

数字が大きく動いた月より、設定を一度も開かなかった月のほうが、後から効いてくる。

第7回は10月頭に書く。

※この記事は俺自身の口座の記録であって、特定の商品や銘柄を勧めるものじゃない。投資判断は自分の責任で。数字は2026年8月末時点、証券会社の残高照会と約定履歴から拾っている。前月比は、このシリーズが第1回から使っている集計基準に合わせた。

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