結論から言う
先日、JT株を一部売った。
迷いはゼロだった。後悔もゼロだ。
なぜか。売る前から「この価格で売る」と決めていたからだ。
投資は感情じゃない。ルール。
これだけで、株の売り時問題は9割解決する。
「売った後に上がったらどうしよう」問題
感情は正しい。
悲しいとき泣くのも、嬉しいとき笑うのも、全部正しい人間の反応だ。
でも投資では、その感情が邪魔になる。
バフェットはこう言っている。
「他人が強欲なときに恐れ、他人が恐れているときにだけ強欲になる」 ― ウォーレン・バフェット(1986年・株主への手紙より)
今がまさにそれだ。イラン情勢でホルムズ海峡が揺れ、株価が荒れている。SNSは不安な投稿で溢れている。これが「他人が恐れているとき」だ。
でも俺がやったのは逆張りじゃない。ルールを守っただけだ。
投資の世界では、恐怖と強欲——Greed&Fearが、常に判断を歪める。含み益が出ると「もっと上がるかも」と思う。含み損が出ると「そのうち戻るはず」と思う。
これが感情を装ったGreed&Fearだ。だから売れない。だから動けない。
だから、ルールが要る。
俺がJT株を買い始めた話
2024年の秋ごろから、JTをコツコツ買い増していた。
理由はシンプル。高配当・安定配当・株主還元の実績。放置系投資家にとって、これ以上わかりやすい銘柄はなかった。
買いながら、同時に決めていたことがある。
「6,000円台に乗ったら、一部売る。」
これだけだ。難しいことは何もない。
6,000円の壁で足踏みした2〜3日
株価が6,000円に近づいてきた。
届きそうで、届かない。
その状態が2〜3日続いた。
気づいたら、また株価を見ていた。
「あと数円なのに」という気持ちは確かにあった。このまま届かずに下がったら、また同じ後悔をするのかと思った。
でも、ルールは「6,000円台に乗ったら売る」だ。
乗っていない以上、動く理由がない。待つこと自体がルールを守ることだった。
そして目標価格帯に入った瞬間、売った。
迷いはなかった。ルール通りに動いただけだから。
売却後の気持ち
スッキリした。
以前、同じように目標価格に届きそうで届かなかったことがある。あのときは結局タイミングを逃して、悔しい思いをした。
今回はルール通りに動けた。それだけで十分だ。
売った後にJTが上がったとしても、後悔はしない。なぜなら、俺は「予測」じゃなく「ルール」で動いたからだ。予測が外れることはある。でもルールを守ったことは、絶対に正解だ。
売却資金はどこへ?
国内個別株のリバランスに充てた。
具体的な銘柄は出さない。特定の銘柄を勧めたいわけじゃないからだ。
重要なのは「売却→現金放置」じゃなく、「売却→ポートフォリオの最適化」という流れを作ること。売ることはゴールじゃない。リバランスのプロセスの一部だ。
高配当株の「出口ルール」を今すぐ作れ
売り時で迷う人の9割は、買うときに出口を決めていない。
買う理由は考える。でも売る理由は考えない。
これが「売った後に上がったらどうしよう」という恐怖を生む正体だ。
出口ルールの作り方はシンプルだ。
- 目標株価を決める(例:〇〇円台に乗ったら一部売る)
- リバランスの基準を決める(例:サテライト枠が30%を超えたら調整する)
- 決めたら守る。感情は挟まない。
これだけでいい。複雑にする必要はない。シンプルなルールほど、ちゃんと守れる。
まとめ
- 売り時は「タイミングを読む」んじゃなく「ルールを守る」もの
- 感情で動くから迷う。ルールで動けば迷わない
- 出口ルールは買うときに決める
- 売った後に上がっても、ルール通りなら後悔しない
- リバランスは売ることがゴールじゃない。最適化のプロセスだ
今日やること
今持っている高配当株を一つ選んで、売却目標価格を設定しろ。
メモでもスマホのメモアプリでも、どこでもいい。
「〇〇円台に乗ったら一部売る」
これを書いた瞬間、あなたの投資はルールで動き始める。
自分でルールを決めて、その通りに動く。感情は切り離せ!
※本記事は俺自身の投資記録です。特定の銘柄・売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。


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