債券ファンド解禁?資産形成中の俺にはいらない

債券と株式を原チャリとターボ車で比較したイラスト。左側に債券・低リスク低リターン、右側に株式・高リスク高リターン。 投資信託
債券は安定しているが成長は遅い。株式はリスクがある分、長期では圧倒的な差がつく。
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新NISAのつみたて枠に債券ファンドが解禁されそうだという話が出ている。でも、飛びつく前に一度立ち止まってほしい。

資産形成中に債券は必要か?結論から言うと必要無い。 でもそんな俺も10年国債を買っていた時期がある。 今日は実体験を基に、債券の話をしていこう。 「債券って安全そうだし持っておくべき?」と悩んでいる人にこそ読んでほしい内容だ。

なぜ買ったのか

ではなぜ債券を買ったのか? 話は簡単だ。知らなかったからだ。 資産形成を始めたばかりの頃は、個別株・投資信託・債券・ゴールド・暗号資産と、とにかく手当たり次第に買っていた。

当時の俺は「分散投資が大事」という言葉を真に受けて、とにかく色んな資産クラスを持つことが正解だと思っていた。 株式だけでは不安、何か安全なものも持っておくべきではないか。そんな心理で債券に手を出した。 その中で「せっかくだから」と10年国債にも手を出してみた。

債券ファンドとは

最近、債券ファンドというものがニュースを騒がせている。新NISAのつみたて投資枠に債券ファンドを解禁する動きが出てきたのだ。

「それは良いニュースじゃないか」と思ったあなた、ちょっと待ってほしい。

債券ファンドには信託報酬というコストが毎年かかる。国内債券インデックスで年率0.1〜0.2%程度、アクティブ型になると1%を超えるものもある。

個人向け国債の利回りが1.58%(固定5年・2026年3月募集分)の今、信託報酬を引いたら実質いくら残るか、計算するまでもない。」※2026年4月募集分は1.79%にさらに上昇。それでも信託報酬を引けば話にならない水準だ。

さらに債券ファンドの中には新興国債券なるものまで存在する。利回りは確かに高い。だがその分、為替リスク・デフォルトリスクも高い。それはもはや債券の皮を被った別の何かだ。安心感を求めて債券を選んだはずが、気づけばリスク商品を掴まされている。

「それなら生債券を直接買えばいい」という話になるが、生債券は1万円から購入でき、コストもかからない。シンプルで分かりやすい。

債券ファンドは「手軽に債券へ分散できる」という謳い文句があるが、そのために毎年コストを払い続ける意味が俺には見えない。 そもそも資産形成中に債券が必要かという問題に戻ってくる。

実際に買ってどうだったか

売った。一年保有して売った。

確かに現金で置いておくよりも増える。だが株式よりは増えない。保有している間もずっとモヤモヤしていた。「この資金、投資信託に回したほうが良かったんじゃないか」という感覚が拭えなかった。

資産形成中に持つものじゃない。利回りが圧倒的に株式より足りないのだ。

債券は減らないから安心なのでは?と思うならそれでいい。だが、資産を育てるフェーズの今、債券は原チャリだ。確かに歩くよりは速い。でも高速道路を走るには力不足だ。

対して、全世界株式やS&P500のような優良な投資信託はターボエンジン搭載の車だ。多少の揺れはあっても、長距離を走れば走るほど圧倒的な差がつく。

だから売った。売却分を投資信託へ回した。それだけだ。

債券が合う人

ズバリ、リタイア後の防衛フェーズに入った人だ。

資産を増やすフェーズではなく、減らさないフェーズに入ったとき、初めて債券の出番がくる。一般的には資産の年齢%を債券にするという考え方もある。60歳なら資産の60%を債券や現金などの安全資産にするイメージだ。俺も資産を取り崩すフェーズに入ったら、少しずつ生債券を買う予定だ。

ただし、債券ファンドははっきり言って買わなくていい。信託報酬を払ってまで他人に債券の運用を頼むのは愚の骨頂だ。債券を買うなら国債で十分だ。

資産形成中の読者は、全世界株式やS&P500のような優良な投資信託に集中すればいい。一回設定してあとは放置。これが資産形成における最適解だ。

まとめ

債券ファンドがNISAで解禁されようと、俺には関係ない話だ。信託報酬で利回りが目減りする商品を、わざわざNISAの枠を使って買う必要はない。

債券を買うなら生債券。そして生債券すら、資産形成中は必要ない。

俺が10年国債を買って1年で売った経験から言える。債券が悪いのではない。フェーズが違うのだ。

資産形成中の今やるべきことはシンプルだ。優良な投資信託を買って、あとは放置する。それだけでいい。

あなたは今、どのフェーズにいる?

参考ソース

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