「生活費の6ヶ月分を目安に」
生活防衛資金の話になると、必ずこのフレーズが出てくる。間違ってはいない。ただ、「6ヶ月分ってつまりいくらなんだ」という問いには、誰もあまり具体的に答えてくれない。
結論を先に言う。俺の場合、答えは約100万円。今は140万円持っている。この数字が確定してから、投資を躊躇なく増やせるようになった。
俺の防衛資金の計算式
月の生活費はだいたい16〜17万円。家賃・食費・光熱費・通信費・サブスク・交際費を全部含めてこの水準だ。
6ヶ月分で計算すると、96〜102万円。俺の防衛資金の目安は「約100万円」と決めた。
2026年5月時点での現金保有は約140万円(総資産470万円の約30%)。防衛資金の目安を40万円ほど上回っている。
この「余裕の40万円」は、株式市場が大きく下落したときのスポット購入資金として機能する。完全な遊び金ではなく、投資機会への待機資金だと思っている。
防衛資金の計算式は単純だ。月の生活費 × 6。それだけ。難しく考える必要はない。
「足りてる」とわかってから、投資に迷いがなくなった
防衛資金が明確になる前と後では、投資への向き合い方が変わった。
以前は「これ以上NISAに入金して大丈夫か」という不安が頭の片隅にあった。月3万円の積立設定をしながら、「もし急な出費が来たら」という引っかかりがあった。
防衛資金100万円を確保してからは、その不安がなくなった。NISA口座の中身が一時的にマイナスになっても、生活に手を付けなくていい。 その感覚は数字では測れないが、長期投資を続けるうえで思った以上に大きい。
2025年4月、相場が急落して一時含み損になった時期がある。それでも積立を止めなかったのは、防衛資金が機能していたからだ。
固定費を削って、防衛資金の積み上げを加速した
防衛資金を貯める上で一番効いたのは、保険の見直しだった。
以前は月35,000円の変額保険(第一生命ジャスト)に入っていた。「貯蓄と保障が一緒になってお得」という説明を信じていたが、2024年に解約した。解約返戻金はほぼゼロだった。
解約後は医療保険だけ残し、月々の保険料は1,250円になった。
月33,750円の固定費削減。年間40万円以上が手元に残るようになった。この浮いた分が防衛資金の積み上げを一気に加速させた。
(詳細は生命保険を見直したら毎月33,000円浮いた。その金、全部オルカンに回した話に書いた)
こういう人は多めに持ってもいい
- フリーランス・自営業で収入が不安定な人(会社員の2倍、12ヶ月分が目安)
- 持病や家族の医療費リスクが高い人
- 住宅ローンを抱えていて、収入が途絶えたときのダメージが大きい人
会社員で固定収入がある場合、6ヶ月分で十分だと思っている。ただ、自分の収入と支出のリスクを見て判断してほしい。
今日やること
- 先月の支出を合計して「月の生活費」を出す(アプリでもレシートでもいい)
- 月の生活費 × 6 を計算して、自分の防衛資金目標額を決める
- 今の現金・普通預金残高と比較して、目標まで何万円足りないか確認する
関連記事
- 生命保険を見直したら毎月33,000円浮いた。その金、全部オルカンに回した話 保険料の削減が防衛資金積み上げにどう直結したか、実額で書いた記事。
- 新NISA・iDeCo・現金の使い分け方|俺の3つの器の中身を全部出す 防衛資金(現金)・NISA・iDeCoの3つの器をどう使い分けているか。
まとめ
生活防衛資金の目安は「月の生活費 × 6」。俺の場合は約100万円で、今は140万円持っている。
この数字を決めてから、NISAへの入金に迷いがなくなった。相場が下がっても生活費を崩す必要がない、という安心感は長期投資の継続力に直結する。
防衛資金は「守るため」だけに置くのではなく、**「投資に迷わず向き合うための土台」**だと思っている。
土台が決まれば、あとは淡々と積み続けるだけだ。
※本記事は俺個人の見解・体験を綴ったものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。


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