貯金じゃインフレに負ける。俺がNISA積立に一択した理由

インフレで崩れていく貯金箱と砂時計、下落する赤い矢印のイラスト。物価上昇によって貯金の価値が目減りしていくイメージ。 投資信託
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結論から言う

インフレ対策の正解は、新NISAでインデックス投資を積立設定して、あとは放置するだけだ。

難しいことは何もいらない。

証券口座を開いて、積立ボタンを押す。それだけで、インフレに負けない仕組みが完成する。

「でもよくわからないし、怖い」という人ほど、この記事を最後まで読んでほしい。

俺もそっち側の人間だったから。


インフレって、実際どのくらいヤバいのか

2021年まで、日本の物価はほぼ動いていなかった。それが2022年から3年連続で2〜3%台。じわじわではなく、もう上がり続けている。

インフレとは、物の値段が上がり続けること。

「なんか最近、スーパーで同じもの買っても高くなってる気がする」——その感覚は正しい。

2021年から2025年の消費者物価指数(CPI)前年比と銀行普通預金金利の比較グラフ。物価上昇率が2022年以降2〜3%台で推移する一方、銀行金利は0.1%以下にとどまっている。出典:総務省統計局

総務省の消費者物価指数(CPI)によると、近年の日本の物価上昇率は年2〜3%前後で推移している。

2〜3%、大したことなくない?

そう思った人と一緒に計算する。

100万円の価値が、インフレ率2%で毎年目減りしていくと——

  • 1年後:実質98万円
  • 5年後:実質約90万円
  • 10年後:実質約82万円
  • 20年後:実質約67万円

何もしていないのに、20年で33万円分の価値が消える。

給料が上がっていない人は、さらにキツい。

物価だけが上がって、手取りは変わらない。

これが「インフレに何もしない」の末路だ。


貯金だけだと何が起きるか

「でも銀行に預ければ利子がつくから大丈夫では?」

数字で見ると、大丈夫じゃない。

メガバンクの普通預金金利は現状**年0.02〜0.10%**程度。

100万円を1年預けて増える金額は——多くて1,000円だ。

一方でインフレは年2〜3%、つまり2〜3万円分の価値が消えていく。

毎年2万円近く実質的に損をしながら、「堅実に貯金してる」と思っている。

悪いことは何もしていない。でも、じわじわ負け続けている。

怖いのはここだ。

損している実感がない。

株が下がれば数字で見える。でもインフレの損は見えない。気づかないまま、10年・20年が過ぎる。

「なんか豊かになってる感じがしない」——その正体は、たぶんこれだ。


俺が動いた理由

2024年に地銀でインデックスの積立を始めた。投資の方向性はこれで正しいと思っていた。

ただ、管理が分散していた。インデックスは地銀のアプリ、個別株は証券口座——別々で見るのが地味にストレスだった。

2025年、新NISAをきっかけにSBI証券へ移した。理由は単純だ。

アプリ一つで全部見える。それだけで、投資への解像度が上がった気がした。

銀行金利が年0.02%で、インデックスの長期リターンは歴史的に年7〜10%(S&P500の過去約30年平均)。この差を見たら、答えは一択だった。「よくわからないから銀行に置いとく」は、安全策じゃなくて思考停止だったと気づいた瞬間に、口座開設ページを開いていた。


実際にやったこと・結果

買ったのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」と呼ばれる投資信託だ。

投資信託とは「複数の株をまとめて買える商品」のことで、オルカンは世界中の約3,000社以上の株に一気に分散投資できる。一社が潰れても影響が小さい設計になっている。

これを新NISAの積立枠で、毎月自動で買い続ける設定にした。

あとは何もしていない。

相場が下がっても、ニュースで不安なことが報じられても、設定を変えていない。

結果——現時点での評価益は**+10%**だ。

インフレ率2〜3%と比べると、1年ちょっとでその3〜4年分のリターンがついた計算になる。

運が良かった面もある。でも「仕組みを作って止めなかった」ことが一番大きい。


インフレに勝つ仕組みの作り方

難しい話は何もない。やることは3ステップだ。

ステップ1|証券口座を開く

SBI証券か楽天証券、どちらかでいい。どちらも無料で開設できる。

スマホで申し込んで、本人確認書類を送れば数日で使えるようになる。

※筆者は両社と利害関係はない。使いやすさと手数料の安さで選んだだけだ。

ステップ2|新NISAの積立設定をする

口座が開いたら、積立枠でオルカンかS&P500(アメリカの主要500社に投資する商品)を選ぶ。

月3,000円でも、5,000円でも構わない。無理のない金額でいい。

「毎月〇日に〇円分買う」と設定したら、あとは自動で動き続ける。

ステップ3|放置する

本当に、これだけだ。

相場が下がっても止めない。むしろ安く買えているのでラッキーだと思っておけばいい。


まとめ・今日やること

  • インフレは年2〜3%、銀行金利は年0.1%以下。差は埋まらない
  • 貯金だけでは気づかないまま、毎年実質的に資産が目減りしている
  • インデックス積立の長期リターンは歴史的にインフレを大幅に上回る
  • 新NISAなら利益に税金がかからない。これ以上の条件はない
  • 難しい知識は不要。設定して放置するだけで仕組みは動き続ける

今日やることは一つだけだ。

証券口座を開くページを、今すぐ検索する。 考えるのはそれからでいい。

口座開設に10分。積立設定に5分。それだけで仕組みは動き始める。

インフレは、待ってくれない。


※本記事は筆者の実体験に基づく情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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